グローバルプロジェクトで、医療アクセスの改善に取り組む
:quality(90)/)
いまもなお世界中の多くの人が、すでに治療法が分かっている病気に苦しんだり、死亡のリスクにさらされたりしています。その理由は、正しい医療知識や治療に適した時期、医療環境を知らないからです。
たとえばインドネシアは、1万7,000を超える島々と2億7,000万人の人口をもつ国であるにもかかわらず、がん専門医は約140人、外科医は約200人しかいません。適切な医療知識や治療にアクセスできる機会が、圧倒的に少ないのです。
Project ECHOは、そうした低中所得国における“最適ながん治療へのアクセス拡大”を目指すグローバルプロジェクトです。遠隔地や医療サービスが行き届いていない地域と各国の優れた機関を繋ぎ、医療教育や治療管理のための「共同遠隔教育プログラム」を提供しています。充分な医療サービスがない地域の医療従事者を教育・指導することで、多くの患者さんを迅速かつ効果的に診断・治療し、よりよいケアが施せる状態を目指します。
Project ECHOは2003年の設立以来、世界中の人々へサービスを提供できるまでに成長してきました。現在は59か国、724を超える拠点で70の疾患領域を網羅し、192か国に学習者がいます。提供されているバーチャル教育プログラムは無料。低中所得国の医療環境を変えるため、ロシュは、ECHOの追加プログラム開発も積極的に支援しています。2025年までに10億人の命を救うことを使命として、医療・教育の大きな課題と向き合っているのです。