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ロシュグループ/診断薬事業部門 2026年度上半期業績のお知らせ

2026.7.23

本資料はロシュ・ダイアグノスティックスの親会社であるF.ホフマン・ラ・ロシュ社が2026年7月23日(スイス現地時間)に発表した英文プレスリリースを一部抜粋した抄訳版です。この資料の正式言語は英語であり、表現や内容については英語の原文が優先されます。(記述される製品には日本未発売の製品も含まれています)
 

原文は下記URLよりご参照ください。

https://www.roche.com/media/releases/med-cor-2026-07-23  
*特に記載の無い限り、この書類における全ての成長率は恒常為替レート(CER)で計算されています。
(CER:2025年の平均値)

2026年7月23日 バーゼル発

ロシュグループ/診断薬事業部門 2026年度上半期業績のお知らせ

ロシュ、2026年度上半期の売り上げは、成長の勢いを維持し、6%増(恒常為替レート)、スイスフランの著しい高騰により、スイスフラン換算では2%減

  • ロシュグループの売上は、革新的な医薬品および診断薬への高い需要に牽引され、恒常為替レート(CER)で6%増、スイスフラン換算で2%減、米ドル換算で8%増。

  • 診断薬事業部門の売上は、CERで3%増、スイスフラン換算で3%減、米ドル換算で6%増でした。これは、生化学検査および免疫学的検査、病理ならびにモレキュラーソリューションへの需要によるものです。

  • 診断薬事業部門のハイライト
     ・革新的なSBX技術に基づく、大規模かつ最速のDNAシークエンシングを可能にする画期的な次世代シークエンシングプラットフォーム「Axelios 1」を発売
    ・2つの血液検査薬が欧州CEマークを取得:アルツハイマー病に関連する脳の変化を検出する「Elecsys pTau217」、および潜在性結核感染症を特定する「Elecsys IGRA TB」
    ・前立腺がんにおける主要タンパク質の発現レベルを評価する初のコンパニオン診断薬「Ventana PTEN (SP218) RxDx Assay」が米国で承認を取得
    ・AIを活用した診断の変革に向けたPathAI社の買収に関する合意

  • 2026年の見通しを確認

2026年の見通し

ロシュは、2026年のグループの売上が1桁台半ば(CER)で増加すると見込んでいます。1株当たりのコア営業利益は、1桁台後半(CER)での成長を目標としています。ロシュは、スイスフランでの配当の更なる増額を見込んでいます。

ロシュのCEO、トーマス・シネッカーは次のように述べています。「当社の成長の勢いは今年の上半期も続いており、グループ売上高が恒常為替レートで6%成長、そしてパイプラインにおける大きな進展がその原動力となっています。

診断薬事業においては、革新的で極めてコスト効率に優れたシークエンシング・ソリューション「Axelios 1」の発売に加え、アルツハイマー病に関連する「Elecsys pTau217」血液検査や、自動化され拡張性の高い潜在性結核スクリーニングを世界中の検査室に提供する「Elecsys IGRA TB」血液検査など、主要な診断テストでCEマークを取得し、重大なマイルストーンを達成しました。

強固なパイプラインに支えられ、当社は将来にわたる持続的な成長に向けた基盤が整っています。当社は、通期の業績見通しを維持します」

ロシュグループの業績

2026年度上半期におけるグループの売上は、医薬品および診断ソリューションへの高い需要により、CERで6%増、スイスフラン換算では2%減の304億スイスフランでした。

 米ドルをはじめとする主要通貨に対するスイスフランの高騰は、恒常為替レートと比較して、スイスフラン換算の業績に著しい影響を及ぼしました。

診断薬事業部門の業績

診断事業部の売上高は、免疫学的検査および生化学検査、病理ならびにモレキュラーソリューションへの需要増加が牽引され、CERで3%増、スイスフラン換算で3%減の67億スイスフランでした。この成長は、中国における医療費の価格改革の影響を十分に補うものでした。  

ヨーロッパ・中東およびアフリカ(EMEA)における売上は、免疫学的検査、生化学診検査、およびモレキュラーソリューションへの需要増加に牽引され、CERで3%増、スイスフラン換算で1%減でした。 北米では、コア・ラボおよびパソロジー・ラボ領域での成長により、CERで8%増、スイスフラン換算で1%減となりました。アジア・パシフィック地域における売上は、主に中国の医療費の価格改革の影響を受け、CERで5%減、スイスフラン換算で12%減でした。ただし、同地域のその他のエリアにおける生化学検査および免疫学的検査への需要増加が、この減収を一部相殺しました。中南米の売上は、CERで10%増、スイスフラン換算で5%増でした。

診断薬事業部門:主な進展
診断薬事業部門:主な進展
製品マイルストーン
cobas HDV 検査 ロシュ、最も重篤なウイルス性肝炎を特定する初の完全自動化診断ソリューション cobas HDV 検査を発表
  • ・この新しい検査により、臨床医はD型肝炎ウイルス(HDV)を高精度に診断し、患者の治療反応を適切にモニタリングできるようになります。
  • ・D型肝炎は世界で約1,200万人が罹患しており、最も重症化しやすいウイルス性肝炎とされています。他の型と比べて進行が早く、肝不全や肝がんへと移行しやすいのが特徴です。
  • ・cobas HDV検査は、市場初となるハイスループットかつ完全自動化されたHDV検査です。一貫した精度で広く利用可能なソリューションを求める喫緊の課題に応えるとともに、新たな治療法の登場に合わせて重要な検査へのアクセス拡大に貢献します。

より詳しい情報はプレスリリースをご覧ください。Media Release (2026年7月14日)(英語)
Elecsys IGRA TB 検査 ロシュ、結核感染を特定する血液検査でCE マークを取得
  • ・Elecsys IGRA TB 検査は、結核感染検査へのグローバルなアクセスを拡大し、世界保健機関が掲げる結核根絶目標に向けた進展を加速させます。
  • ・本検査は、業界をリードし広く普及しているロシュのcobas 免疫測定システム上で測定可能であり、自動化とデジタルソリューションによって手作業によるワークフローへの依存を低減します。これにより、拡大する結核感染検査のニーズに検査室が効率よく対応できるよう支援します。
  • ・この新たなソリューションは、迅速・高処理かつ費用対効果の高い結核検査を提供し、24 時間未満で信頼性の高い結果を届けるとともに、患者1 人あたりの標準処理時間を半減させ、わずか19 分に短縮します。

より詳しい情報はプレスリリースをご覧ください。Media Release (2026年7月9日)(英語)
Axelios 1 sequencing platformロシュ、革新的な次世代シークエンシングプラットフォーム Axelios 1 の発売を発表
  • ・Axelios 1は、正確性、スピード、拡張性、コスト効率という独自の融合性を実現し、あらゆる規模のラボにおいてワークフローの自由なカスタマイズや、より広範なアプリケーションの活用を可能にします。
  • ・ 革新的なSBXテクノロジーを搭載した本プラットフォームは、研究ワークフローにおいてエンドツーエンドで同日の全ゲノムシークエンシングを実現し、数時間以内で正確な結果を提供します。
  • ・ Axelios 1 プラットフォームは、現在の研究ラボにおける活用にとどまらず、将来的には幅広い臨床現場での応用も期待されています。

より詳しい情報はプレスリリースをご覧ください。Media Release (2026年6月29日)(英語)
Ventana PTEN(SP218) RxDx Assayロシュ、前立腺がん患者におけるPTENタンパク質を評価する初のコンパニオン診断薬についてFDA承認を取得
  • ・新しいベンタナ PTEN (SP218) RxDx Assayは、PTENタンパク質の欠損が認められる患者のうち、Truqapとの併用療法の対象となり得る患者を臨床医が特定するのを支援し、アンメット・メディカル・ニーズに応えます。
  • ・ 前立腺がんにおいて、PTENタンパク質の欠損は、より早い病勢進行や既存の標準治療から得られる効果の低下と関連しています。
  • ・ 今回のFDA承認は、コンパニオン診断領域におけるロシュのリーダーシップと、患者アウトカム向上に向けた個別化医療の拡大に対する継続的な取り組みを改めて示すものです。

より詳しい情報はプレスリリースをご覧ください。Media Release (2026年6月12日)(英語)
Liver Disease Panel(肝疾患パネル)ロシュ、慢性肝疾患(CLD)管理を支援する初の認証アルゴリズム群「肝疾患パネル」を発表
  • ・ロシュは、慢性肝疾患(CLD)管理を支援する、認証済みヘルスケアアルゴリズムの初の包括的なライブラリを発表しました。
  • ・肝疾患パネルには、ヘルステック企業のEvido社が開発した認証済みアルゴリズム「LiverPRO」が含まれており、年齢と日常的な血液検査マーカーのみを用いて、肝線維化の適切なタイミングでの発見を可能にします。
  • ・世界で15億人がCLDの影響を受けている中、この非侵襲的なパネルソリューションは、線維化リスクの特定から肝がんのサーベイランスに至るまで、患者の診療プロセス全体をカバーするケアを提供します。

より詳しい情報はプレスリリースをご覧ください。Media Release (2026年5月27日)(英語)
Elecsys pTau217 検査ロシュ、アルツハイマー病に関連する脳の変化を検出する新しい血液検査 Elecsys pTau217 でCEマークを取得
  • ・Elecsys pTau217は、一次・二次診療の現場においてアミロイドの蓄積の有無を判定することを目的とした、アルツハイマー病に関連する脳の変化を検出する初の単独アッセイ設計の血液検査です。世界中の何百万人もの患者により迅速な診断を提供します。
  • ・Elecsys pTau217は、ゴールドスタンダードであるPET-CT検査に対して、脳脊髄液(CSF)診断に匹敵する精度を維持しつつ、通常の採血による、より簡便で低侵襲な代替手段を提供します。
  • ・現在、認知症の診断には平均3.5年を要しており、認知症を患う人の約75%が未診断のままであると推定されています。Elecsys pTau217は、簡便な血液検査を提供することで、世界中の何百万人もの患者さんにとって、より早期かつアクセスしやすいアルツハイマー病診断の実現を支援します。

より詳しい情報はプレスリリースをご覧ください。Media Release (2026年5月12日)(英語)
PathAI社との合意ロシュ、AI駆動型診断の変革に向け、PathAIの買収に関する最終合併契約を締結
  • ・PathAIの最高クラスの画像管理システム(IMS)は、高度なAI分析とワークフロー機能を備えており、ロシュのデジタル病理ポートフォリオを補完し、検査室の効率性を向上させます。
  • ・ロシュのコンパニオン診断における確固たる地位とPathAIの高度なAIプラットフォームを組み合わせることで、臨床治療開発を加速させ、新たなバイオマーカーの発見を促進し、革新的な診断ツールの開発を可能にします。
  • ・これらの統合された機能は、包括的な介入から、患者一人ひとりに合わせた個別化医療への移行を加速させます。

より詳しい情報はプレスリリースをご覧ください。Media Release (2026年5月7日)(英語)
診断薬事業部門の売上
図表�:診断薬事業部門の売上

【カスタマーエリア説明】

コア・ラボ:免疫学的検査および生化学検査用の診断ソリューション、カスタムバイオテック

モレキュラー・ラボ:病原体の検出およびモニタリング、ドナースクリーニング、性感染症関連、遺伝子、がんゲノム遺伝子検査用の診断ソリューション

ニア・ペイシェント・ケア:緊急治療室、医療施設、または患者のすぐそばで行われる診断ソリューション。および、統合・個別化された糖尿病マネジメント製品(血糖自己測定器等)

パソロジー・ラボ:病理学的検査および、コンパニオン診断のための診断ソリューション

本件のお問い合わせ先

広報(報道関係者向け)

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