子宮頸がん検診意識調査:未受診の理由は「なんとなく」が4割以上で最多 「5年に1回のHPV検査」の提示で、一定割合が受診に前向きな意向を示す
2026.04.08
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼CEO:前田 桂、 以下ロシュ)は、全国の30~60歳の女性 2,047名を対象に「子宮頸がん検診に関する意識調査」を実施しました。本調査は、子宮頸がん検診の未受診者が抱える心理的・物理的障壁を明らかにし、受診への行動変容を促すきっかけを探ることを目的としています。
【調査結果 ハイライト】
1. 未受診者の主な理由は「なんとなく」が43.3%で最多、次いで「忙しい」(11.9%)
2. 2024年度から一部の市町村で導入された「HPV検査単独法(HPV 検査)」の認知度は、未受診者間で20%に留まる
3. 「2年に1回の検診」から「5年に1回のHPV検査」となる場合、未受診者の41.1%が「受診しようと 思う気持ちが強くなる」と回答し、前向きな意向を示した
現在、国のがん対策「第4期がん対策推進基本計画」において、子宮頸がん検診の受診率目標は60%1)と定められています。また世界的には、世界保健機関(WHO)は2030年までに子宮頸がんを撲滅するため、高精度な検診受診率70%2)を目標に掲げています。しかし、日本の子宮頸がん検診の受診率は43.6%3)に留まっており、目標達成には大きな乖離があります。
30歳以上の女性を対象とした今回の意識調査では、直近2年間の未受診要因として「なんとなく」(43.3%)が最多、次いで「忙しい」(11.9%)という理由により受診に至らないことが明らかになりました。一方で、これまで2年に1回だった子宮頸がん検診を、精度を保ったまま5年に1回に延ばすことができる「HPV検査」の提示により、直近2年間未受診の41.1%が受診に前向きな意向を示しました。