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ロシュグループ/診断薬事業部門 2025年度通期業績のお知らせ

2026.1.29

本資料はロシュ・ダイアグノスティックスの親会社であるF.ホフマン・ラ・ロシュ社が2026年1月29日(スイス現地時間)に発表した英文プレスリリースを一部抜粋した抄訳版です。この資料の正式言語は英語であり、表現や内容については英語の原文が優先されます。(記述される製品には日本未発売の製品も含まれています)
 

原文は下記URLよりご参照ください。

https://www.roche.com/media/releases/med-cor-2026-01-29  

*日本国内では、血糖自己測定関連事業は、ロシュDCジャパン株式会社が担当しています。
*特に記載の無い限り、この書類における全ての成長率は恒常為替レート(CER)で計算されています。
(CER:2024年の平均値)

2026年1月29日 バーゼル発

ロシュグループ/診断薬事業部門 2025年度通期業績のお知らせ

ロシュ、2025年におけるグループの売上は、恒常為替レート(CER)で7%増の力強い成長

  • ロシュグループの通期の売上は、医薬品と診断薬に対する高い需要により、7%増(スイスフラン換算で2%増)。

  • 第4四半期の売上は、好調な勢いを反映し、8%の成長。

  • 診断薬事業部門の売上は、病理学的検査、および遺伝子検査の需要が中国における医療費の価格改革の影響を相殺し、2%増(スイスフラン換算で3%減)。

  • 診断薬事業部門のハイライト
     ・デング熱を診断する画期的な「Elecsys Dengue Ag test」、および腟炎を患う女性の診断精度を向上させる「cobas BV/CV assay」が、CEマークを取得。
     ・抗生物質療法のモニタリング検査がCEマークを取得。これにより、市場で唯一の自動質量分析プラットフォームにおいて39項目の検査が可能となり、体外診断用メニューがさらに拡大。

2026年の見通し

ロシュは、2026年のグループの売上高が一桁台半ば(CER)の成長になると見込んでいます。1株当たりのコア営業利益は、一桁台後半(CER)の成長を目標としています。また、スイスフラン建ての配当をさらに増額することを見込んでいます。

ロシュのCEO、トーマス・シネッカーは次のように述べています。「2025年はロシュにとってオペレーションおよび研究開発における卓越性の追求が実を結んだ、力強い一年となりました。医薬品パイプラインについては、極めて大きな勢いがあります。新たに10件の有望な新薬候補が最終開発段階に進み、後期臨床試験で12件の良好な結果が得られました。なかでも、全身性エリテマトーデスと、乳がん全体の約70%を占めるエストロゲン受容体陽性乳がんにおいて重要なブレイクスルーを実現した他、多発性硬化症の新規治療法についても、後期臨床試験で初となる良好な結果を収めました。

診断薬事業においても、新たな基準を打ち立てつつあります。今年中に上市予定の次世代シークエンシング技術は、ヒトゲノム全体を4時間足らずで解読することに成功しました。

この強固な財務実績と、絶え間ないイノベーションの進展により、私たちはさらなる成長に向けた盤石な体制を整えています」

ロシュグループの業績

2025年におけるグループの売上は、医薬品および診断ソリューションへの高い需要により、7%増(スイスフラン換算で2%増)の615億スイスフランでした。

米ドルをはじめとする大半の通貨に対してスイスフラン高が進行したことが恒常為替レート(CER)ベースの数値と比較して、スイスフラン換算での報告業績に影響を及ぼしました。

診断薬事業部門の業績

診断薬事業部門全体の売上は、病理学的検査、および遺伝子検査の需要が中国における医療費の価格改革の影響を相殺し、2%増(スイスフラン換算で3%減)の138億スイスフランでした。

ヨーロッパ・中東及びアフリカ(EMEA)の売上は、免疫学的検査、生化学検査の売上が牽引し、6%成長しました。北米では、すべてのカスタマーエリアにおいて基盤ビジネスが成長し、9%増。アジア・パシフィック地域では、中国における医療費の価格改革の影響により、12%減少となりました。中南米では、11%増の力強い成長となりました。

診断薬事業部門: ポートフォリオ

診断薬事業部門では、ロシュは2025年に2つの機器プラットフォーム、6つのデジタルソリューション、そして53項目の新しい検査を導入しました。

主な研究開発活動には、特にオンコロジー領域を中心とした医学的価値の高いアッセイの開発や、デジタルソリューション、そしてシークエンシングが含まれます。さらに、心血管代謝疾患分野、特に持続血糖測定(CGM)への継続的な投資も行われました。

診断薬事業部門:主な進展
製品マイルストーン
cobas Mass Spec
(質量分析)
ロシュ、抗生物質の薬物モニタリングでCEマークを取得。自動質量分析の検査項目を拡大し、業界最大の体外診断用メニューを提供
  • 今回の承認により、ロシュの自動質量分析プラットフォームは、免疫抑制剤や抗生物質の治療薬物モニタリング(TDM)、ステロイドホルモン、ビタミンD代謝物などを含む計39項目の検査を可能にし、業界で最も幅広い体外診断用メニューを提供することになります。
  • この包括的なメニューにより、最も頻繁に幅広く行われる項目において、検査のゴールドスタンダードとされる感度と特異性を、一般的な臨床検査室で日常的に活用できるようになります。
  • 全自動化されたこのソリューションは、手間のかかる手作業のワークフローを代替することで、検査時間の短縮を実現。迅速かつ標準化された高品質な医療提供をサポートします。

より詳しい情報はプレスリリースをご覧ください。Media Release , (2025年12月11日)(英語)
cobas BV/CV test
(膣炎)
ロシュ、CEマーク取得国において、腟炎に罹患している女性の診断精度向上を支援する新たなPCR検査を発売
  • この新しいPCR検査は、細菌性腟症に関連する細菌や、カンジダ腟炎に関連する真菌を検出することで、感染性腟炎の原因特定をサポートします。
  • 本検査は、年間数百万人におよぶ腟炎を患う女性に対し、より正確で特異性の高い結果を提供することで、診断精度の向上に貢献します。
  • 本検査は、一つの腟スワブ(綿棒)で広範囲な性感染症検査を可能にし、追加の検体採取を不要とすることで、より迅速な診断を実現します。

より詳しい情報はプレスリリースをご覧ください。Media Release , (2025年12月9日)(英語)
cobas liat Bordetella panel
(感染症)
ロシュ、百日咳を含むボルデテラ感染症を診断する初のポイント・オブ・ケア検査について、FDAのCLIA免除(CLIA waiver)およびCEマークを取得
  • 本POC検査は、わずか15分でPCRと同等の精度の結果を提供し、医療従事者が迅速に対応することを可能にします。これにより、重症化や周囲への感染拡大を防ぐことができます。
  • 本検査は、同様の咳症状を引き起こす3種類のボルデテラ感染症を検出・識別し、患者が早期に適切な診断を受けられるようにします。
  • 早期診断は、より迅速で的確な治療方針の決定を可能にすることで、乳幼児や高齢者などのハイリスクグループにおける合併症や重症化のリスクを軽減できます。

より詳しい情報はプレスリリースをご覧ください。Media Release , (202512月2日)(英語)
Elecsys Dengue Ag test
(デング熱)
ロシュ、デング熱診断に向けた革新的な全自動・高処理能力の「Elecsys Dengue Ag test」においてCEマークを取得
  • 新しいデング熱抗原検査は、高い臨床的感度と特異度を実現しているだけでなく、すべてのデングウイルス血清型4種類に対応しています。これにより、臨床医はデング熱と、それ以外の急性発熱を引き起こす疾患を確信を持って判別することができます。
  • 全自動化により、中規模から大規模な検体処理の対応が可能になるとともに、検査室の効率性と検査のトレーサビリティが向上し、人的ミスのリスクも軽減されます。
  • 検査結果はわずか18分で得られるため、検査室のワークフローが迅速化され、デング熱の流行時における迅速な患者管理を可能にします。

より詳しい情報はプレスリリースをご覧ください。Media Release , (2025年10月29日)(英語)
診断薬事業部門の売上

【カスタマーエリア説明】

コア・ラボ:免疫学的検査および生化学検査用の診断ソリューション、カスタムバイオテック

モレキュラー・ラボ:病原体の検出およびモニタリング、ドナースクリーニング、性感染症関連、遺伝子、がんゲノム遺伝子検査用の診断ソリューション

ニア・ペイシェント・ケア:緊急治療室、医療施設、または患者のすぐそばで行われる診断ソリューション。および、統合・個別化された糖尿病マネジメント製品(血糖自己測定器等)

パソロジー・ラボ:病理学的検査および、コンパニオン診断のための診断ソリューション

本件のお問い合わせ先

広報(報道関係者向け)

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