「cobas MPXV」は、リアルタイムPCR 法を測定原理とする当社の全自動遺伝子解析装置、コバス 6800 システムおよびコバス8800 システムを用いて、患者の病変部スワブ検体からエムポックス(サル痘)ウイルス核酸を検出するキットです。
世界でのエムポックス(サル痘)の報告数は減少傾向にあるものの、国内では、2023 年に入り患者の報告数が急増しています。海外渡航歴のない患者も増加しており、国内での更なる感染拡大が懸念される状況です。
ロシュ・ダイアグノスティックスは、本品を用いた検査を通じてエムポックス(サル痘)の迅速な診断に貢献できるよう、一日も早い承認取得を目指してまいります。
なお、「cobas MPXV」は、2022 年11 月15 日に米国食品医薬品局(FDA)より緊急使用許可(EUA)を取得しています。
広報(報道関係者向け)