ヘルスケアのグローバルカンパニーであるロシュでは、支援を必要とする子どもたちに向けた様々なチャリティ活動を世界各国で行っています。日本においても、がんや難病の治療に頑張る子どもたちをサポートするNPOの活動を支援しています。今年は、横浜こどもホスピスが提携する大学病院で難病治療中の子どもたちを対象に、世界で一つだけの靴を贈る「ロシュゆめいろシューズプロジェクト」を企画しました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、入院中の子どもたちは面会や院内の活動が大きく制限されています。本プロジェクトでは、子どもたち一人ひとりが退院後の自身の姿を思い描き、治療に前向きになってほしいとの思いを込めて、9月17日に院内学級でオンラインワークショップを開催しました。個別に病室や自宅などで塗り絵を完成させた子どもたちも含め、計35人がプロジェクトに参加しました。
子どもたちが自由に色を塗った恐竜やフルーツ、自動車、星などのオリジナルの靴の型紙のデザインを基に、プロのイラストレーターが「ゆめいろシューズ」を完成させました。シューズは、全ての子どもたちに贈られ、プロジェクト全体の様子を収めた動画を本日公開しました。動画では、オンラインワークショップの様子からプロがシューズを仕上げる様子、子どもたちが世界で一つのシューズを手に取る瞬間を紹介しています。
動画は以下のURLよりご確認ください。
URL:
本プロジェクトにおけるシューズの制作費はロシュ社員の寄付でまかなわれています。またプロジェクト特設サイトへの訪問者数やSNSアカウントへのリアクション数に応じて、横浜こどもホスピスに寄付しました。
横浜こどもホスピスの田川尚登代表理事は次のようにコメントしています。
「コロナ禍で入院中の子どもたちは、家族との面会時間の制限や外部からの子ども支援の制限などがあり、多くのストレスを抱えています。ワークショップ当日、6歳の子から中学・高校生までが、時間を忘れ、集中して色塗りしている真剣な表情が私たちの心に響きました。マイシューズが出来上がった時のことや、退院して学校に通っていることなどを考えているんだろう、と想像してしまいました。『この瞬間を笑顔に。みんなで支えて叶えたい』という私たちの理念を、ロシュ・ダイアグノスティックス様の社員の皆様と共有できたと感じました。新型コロナ感染症が深刻化し、一時は開催も危ぶまれましたが、子どもたちのためにこの取り組みを実現してくださったことを、心より感謝申し上げます」
ロシュ・ダイアグノスティックスは、これからも診断薬事業およびCSR活動を通じて、地域社会の持続可能な発展と人々のすこやかな明日に貢献してまいります。
「ロシュ ゆめいろシューズプロジェクトの詳細は以下よりご確認ください。
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こどもホスピスとは「小児緩和ケア」を提供する場所で、成長・発達をささえる場所です。医療との連携はもちろん、教育や音楽、芸術などあらゆる知を統合し、病気や障がいのために外出さえままならない子どもたちに、様々な体験の機会を提供し、子どもの “夢” や “育ち” を支えます。こどもホスピスは病院ではなく、家(おうち)です。治療をあきらめるのではなく、楽しい時間を子どもと家族と寄り添いながら創り出していく場所です。どんなに重い病気や障がいのある子どもも一人の「人」として大切にされ、家族の絆、地域のつながりのもとで、それぞれが持って生まれた「いのち」の可能性を発揮できるように。支援者の皆様とともに、子どもの命と向きあうご家族の大切な時間を支えていく場所です。
生命を脅かす病気とともにある子どもときょうだいや家族が、家庭的な環境の中で豊かな時間を過し、喜びも悲しみも共に分かち合い支え続ける 「こどもホスピス」の運営を目指し、こどもホスピスと小児緩和ケアの普及活動と人材育成を実践しています。このたび、横浜市が公募した「生命を脅かす病気の子どもと家族の療養生活支援施設」の整備運営事業者として選定され、市有地(金沢区六浦東一丁目)でこどもホスピスの設立へ向け準備しています。
横浜こどもホスピスプロジェクトHP:
広報(報道関係者向け)
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