本資料はロシュ・ダイアグノスティックスの親会社であるF.ホフマン・ラ・ロシュ社が2020年1月30日(スイス現地時間)に発表した英文プレスリリースを一部抜粋した翻訳版です。この資料の正式言語は英語であり、表現や内容については英語の原文が優先されます。(記述される製品には日本未発売の製品も含まれています)
原文は下記URLよりご参照ください。
*日本国内では、ダイアベティス・ケア事業(血糖測定関連事業)は、ロシュDCジャパン株式会社が担当しています。
ロシュグループ売上は現地通貨ベースで9%*増ならびにスイスフラン換算で8%増
診断薬事業部門の売上は、主に免疫検査製品が牽引し、3%の成長
*特に指定のない限り、この記事で記載しているすべての成長率は、現地通貨ベースです(CER:2018年の平均値)
診断検査事業部門の2019年度の売上高は、3%増の129億スイスフランとなりました。免疫検査事業の成長に牽引されたセントラライズド/ポイント・オブ・ケアソリューション1領域(+ 3%)地域別では、アジア・パシフィックが+ 6%、ラテンアメリカが+ 12%、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)が+ 2%の成長となりました。北米はバッテリーと同レベルの売上高でした。
革新的なタブレット用アプリケーションcobas mobile solutionの発売を11月に発表しました。この製品を使用することで、検査室スタッフは常時、検査の状況を把握することができます。検査室のどこからでも検査装置にアクセスできるため、意思決定の迅速化と、検査装置から離れることができる時間を増やすことにより、効率性と利便性が向上します。
12月には、Accu-Chek SugarViewアプリがCEマークを取得し、ヨーロッパおよびその他のCEマーク準拠の国々でこの革新的な糖尿病管理ソリューションが発売できるようになりました。このアプリは体外診断(IVD )ソフトウエアとして承認を受けて、Google Playストアを通して、まずは特定の機種のスマートフォン向けに提供を始め、より多くのインスリン治療を行っていない2型糖尿病患者や糖尿病予備軍の人たちに治療に関する情報を届けることができるようになりました。