リアルタイムPCRや次世代シークエンサーなどによる遺伝子検査および解析は、医療の変革をもたらすものとして、今後ますます臨床検査室でのニーズが高まることが予想されます。その新たな状況に備えるには、検体前処理の過程で重要な核酸抽出においても、医療機器として製造された機器が必要となると当社は考えます。MagNA Pureシリーズの機器は、これまで研究用機器として販売してきましたが、このたび、医療機器専用の製造ラインを整備し、医療機器として製造販売します。また国内においても、定期的なメンテナンスなど医療機器としてのサポート体制を整え、臨床検査室のニーズに対応していきます。
本装置は、全血、血漿、血清、組織、喀痰、スワブ、尿、糞便など多様な検体からDNAやウイルス核酸を自動で抽出します。抽出プロトコールはあらかじめインストールされているので、独自にデザインする必要はありません。試薬は全検体に共通して使用できるユニバーサルタイプ1種類です。調整済みの状態でカートリッジにプレパックされているので、機器のセッティング作業が簡便でワークフローの改善も期待できます。
マグナピュア 24 インスツルメント 8,800,000円(税抜)
医療機器製造販売届出番号 :13B1X00201000073
最大同時処理検体数 :24検体
処理時間 :70分(24検体処理時)
サイズ (WxDxH)、重量:94 x 69 x 80 (cm)
重量: 約100kg