1時間に300テストという高い処理能力で検査の効率化に貢献「コバス8000」用免疫処理モジュール「e 801モジュール」発売のお知らせ

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、生化学・免疫統合型の自動分析装置「コバス8000」用の免疫処理モジュール「 e 801モジュール」を1月27日に発売します。

「コバス8000」は、生化学と免疫処理用の各分析モジュールを組み合わせて使用することで、統合型分析装置として、多項目、多検体を高い処理能力で測定し、大規模病院をはじめとする検査室の多様なニーズに対応しています。今回発売する「免疫処理用e 801モジュール」は、従来の「同・e 602モジュール」の上位機種となり、従来機とほぼ同じサイズでありながら、1モジュールあたり、1時間に300テストというハイスピードで48項目まで測定できます。

本装置では、他にも検査効率向上のための特長を数多く備えています。試薬交換の際には、従来の免疫処理用モジュールとは異なり、装置の測定動作を中断せずに試薬を投入できます。装置内部の試薬保管庫が保冷での管理となったため、冷蔵庫から出した直後に試薬をセットすることが可能となり、試薬の準備時間を短縮しました。

免疫処理用e 801モジュールでは専用の「エクルーシス試薬Sシリーズ」を使用します。本試薬では、安定性が既存品よりもさらに向上し、開封後に装置上で使用できる期間が4か月と大幅に拡大しています。従来よりも約40%少ない検体量で測定できるため、1テストあたりの試薬量も低減し、試薬容器(パック)ごとの使用可能回数を増加させることができました。パック自体もスリム化し、液体および固形プラスティックごみの削減につながります。

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社は、今後も臨床的な価値の高い製品を提供することで、検査の効率化に貢献してまいります。

  • 1時間あたり300テストの高い処理能力

  • 測定中に機器を停止させることなく試薬の投入ができ、連続測定が可能

  • 試薬の開封後に装置上で使用できる期間が4か月と大幅に拡大

  • 検体量を従来品よりも約40%削減、6~30μLでの測定が可能(検査項目により異なる)

 (1) 希望販売価格(税抜)

(2) 製品仕様

1モジュールあたり(コバス 8000 <801>)

【製品写真】

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