デジタルPCRの未来を変える、進化したテクノロジー ロシュ初のデジタルPCRシステム 「Digital LightCycler® システム」発売

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、ロシュ初となるデジタルPCRシステム「Digital LightCycler® システム」を本日発売します。デジタルPCR(dPCR)特有の精度の高さに加え、多様な研究ニーズに応えるフレキシブルな機能と、将来の臨床用途を見据えた設計になっています。

「Digital LightCycler® システム」は、dPCR技術を利用した研究用の核酸定量システムです。ターゲットとなる分子をナノウェルプレートに希釈分配、PCR増幅させ、増幅のあったパーティション(あるいはウェル)の数を直接カウントします。目的にあわせて使い分けができる3種類のナノウェルプレートや、最大6種類のターゲットを同時に検出できる6波長の光学チャネルなど、さまざまな研究ニーズに応える性能を備えています。さらに、ルーチン検査を想定したソフトウエアや院内情報システム(LIS)への接続機能など、将来の診断用途を見据えた設計になっています。

dPCRは、従来のリアルタイムPCR法では難しい、微量なDNAおよびRNAの絶対定量や、きわめて低頻度の遺伝子変異の検出など、高精度の分析が可能です。現在は、主に研究用途で用いられていますが、その精度や感度の高さから、がん検査や感染症の確認、移植医療での応用など、臨床診断での利用が期待されています。

ロシュは1991年にPCR技術の全事業権を取得して以来、遺伝子検査としての実用化に投資し、PCR技術の確立と発展に努めてきました。今回の「Digital LightCycler® システム」の発売により、ロシュのPCRポートフォリオに新たなソリューションが加わります。PCR技術の新たな可能性の提供に、これからも邁進してまいります。

【製品概要】

製品名: Digital LightCycler🄬 システム

用 途: 研究用

主な特徴:

  • 用途に合わせた3種類のナノウェルプレート
    20,000パーティション(セルフリーDNA、オンコロジー研究など)、28,000パーティション(遺伝子発現解析、移植後拒絶反応など)、100,000パーティション(コピー数多型、ヒト遺伝病解析など)

  • 6波長の光学チャネル
    DNAまたはRNAターゲットで、最大6チャネルのマルチプレックス解析が可能

  • 5倍濃縮のDNA/RNAマスターミックス
    トータル反応液に、より多くの核酸抽出サンプルを添加することができ、結果の信頼度が向上

  • フレキシブルなバッチサイズ選択
    8サンプル単位で最大96サンプル/ラン(1枚のナノウェルプレートに最大8サンプル、アナライザーのプレートキャパシティは12枚)

【製品写真】

左:アナライザー(サイズ:高さ90㎝、幅90㎝、奥行60㎝)
右:パーティショニングエンジン(サイズ:高さ25㎝、幅25㎝、奥行30㎝)


解析したいサンプル(DNAなど)をあらかじめ1ウェル当たり1コピー以下になるように希釈分配し、それぞれのウェルでPCR増幅を実施する技術です。増幅のあったウェルをポジティブ(1)、増幅のなかったウェルをネガティブ(0)としてコピー数を直接カウントし、数値を出します。結果をポジティブ(1)あるいはネガティブ(0)の2種で判断することがデジタル信号の1/0と同じであることから、「デジタルPCR」と呼ばれます。従来のリアルタイムPCRが増幅回数(Ct値)と基準試料との比較による相対定量であるのに対し、デジタルPCRは絶対量を算出します。また、わずかなDNAの検出も可能です。

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