メディアリリース
2022.12.22
感染症研究・対策に取り組む全国の病院・企業がエントリー 「Roche Infectious Disease Award 2022」受賞者発表
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信、以下ロシュ・ダイアグノスティックス)は、感染症分野の医療への貢献を讃える「Roche Infectious Disease Award 2022(ロシュ感染症アワード 2022)」において、受賞者が決定したことをお知らせします。
「Roche Infectious Disease Award」は、感染症と共にある社会において、感染症に打ち勝ち、人々の健康な暮らしを守るために、感染症研究や対策に取り組む方々にエールを送りたいという思いから、ロシュ・ダイアグノスティックスが今年度新設した賞です。
初めての募集となる今回は、COVID-19に関連する研究や取り組みを対象に募集しました。全国の病院・企業から寄せられた38の研究・取組みから11の賞を決定しました。
■ Roche Infectious Disease Award 2022 受賞者
※個人名の記載がない個所は、組織としての受賞を意味します。
最優秀賞(奨励金100万円)
● 山梨県立中央病院 ゲノム解析センター 弘津 陽介 様
新型コロナウイルスの検査精度評価と変異株変遷の定点観測による診断と病態解明への貢献
研究に至った背景・課題へのアプローチが新規性、独創性に富み、その具体的なアウトカムが明確になっている点が高く評価されました。
優秀賞(奨励金50万円)
● 北海道大学病院 検査・輸血部 様
新型コロナウイルスと共生する社会を可能とするための唾液を用いたCOVID-19検査法の確立
● 大阪大学医学部附属病院 高度救命救急センター 蛯原 健 様
Cytokine Elevation in Severe COVID-19 From Longitudinal Proteomics Analysis: Comparison With Sepsis
Combination of WFDC2, CHI3L1 and KRT19 in plasma defines a clinically useful molecular phenotype associated with prognosis in critically ill COVID-19 patients
● 千葉大学 医学研究院国際アレルギー粘膜免疫学 岩村 千秋 様
SARS-CoV-2感染によって引き起こされた血管炎と血栓形成を反映し、COVID-19重症度を予測する新たなバイオマーカーMyl9の同定
● 慶應義塾大学医学部 救急医学 佐々木 淳一 様
Early intubation and decreased in‑hospital mortality in patients with coronavirus disease 2019
● 亀田総合病院 血液腫瘍内科 様
Antibody status following booster vaccination against SARS-CoV-2 virus in patients with haematologic malignancies
Antibody response to COVID‑19 vaccination in patients with lymphoma
入選(奨励金30万円)
● 千葉大学医学部附属病院 アレルギー・膠原病内科 中島 裕史 様
● 岡山大学病院 総合内科・総合診療科 萩谷 英大 様
● 埼玉医科大学 臨床検査医学 今井 一男 様
● 大阪大学医学部附属病院 高度救命救急センター 戸上 由貴 様
● 大阪公立大学大学院医学研究科 ウイルス・寄生虫学 中釜 悠 様
本Awardの詳細は、専用サイトをご覧ください。
Roche Infectious Disease Award 2022専用サイト:https://go.roche.com:/rocheaward
本Awardに関するお問い合わせ: e-mail:[email protected]
■ 表彰式について
2023年1月28日 (土)13時 から、ロシュ・ダイアグノスティックス本社にて表彰式を開催いたします。受賞者の皆様に受賞概要について発表いただく予定です。取材を希望されるメディアの方は、下記までお申し込みください。
お申し込み先:[email protected]