新型コロナウイルス の変異を検出する研究用試薬 VirSNiPシリーズに新製品追加

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、新型コロナウイルスの変異を検出する研究用試薬「VirSNiP」シリーズの新製品を12月7日に発売しました。変異株B.1.1.529系統(オミクロン株)に見られるins214EPE、S371L、S373P、E484A、そしてT478Kの変異を検出します。

「VirSNiP」は、リアルタイムPCR法により新型コロナウイルスの変異を検出する研究用試薬です。今年2月に国内で初めてウイルス変異を調べる試薬として発売しました。その後ラインアップを拡充し、さまざまなウイルス変異の検出に対応しています。

今回は、新たにオミクロン株に見られるins214EPE、S371L、S373P、E484Aの変異と、オミクロン株やデルタ株に見られるT478Kの変異を検出する試薬を発売します。オミクロン株は、現在、国立感染症研究所において、国外における情報と国内のリスク評価の更新に基づき、「懸念される変異株(VOC; Variant of Concern)」に分類されています*。

*国⽴感染症研究所「SARS-CoV-2の変異株B.1.1.529系統(オミクロン株)について(第2報)」

 分類:    研究用試薬

製品名:    VirSNiP SARS-CoV-2 Spike ins214EPE

VirSNiP SARS-CoV-2 Spike S371L S373P

VirSNiP SARS-CoV-2 Spike E484A

VirSNiP SARS-CoV-2 Spike T478K

  • 新たに検出できるようになる変異は、ins214EPE、S371L、S373P、E484A、T478Kの5種類です。B.1.1.529系統(オミクロン株)で見出されている変異です。

  • T478Kはオミクロン株のほか、デルタ株でも見出されています。

  • S371LおよびS373P:オミクロン株は371、372、373番目の3つの連続した塩基のうち、371と373が同時に変異しており、これをセットで検出します。 

測定原理:   リアルタイムPCR法     融解曲線解析で結果を確認します。

測定時間: 約70分

対応機器:     ロシュ製品 コバス z 480、ライトサイクラー 480 システム II、ライトサイクラー 96 システム

※ 今回の発売品。全部で19種類の変異、製品数は21となります。

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