ロシュ・DeNA 子宮頸がん検診の啓発プロジェクト 「Blue Star Project」を共同で発足 モデル地区として神奈川県横浜市で開始、検診受診率の向上を目指す

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO 小笠原 信、以下ロシュ)と株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO 守安 功、以下DeNA)の子会社であるDeSCヘルスケア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:三宅 邦明、以下DeSCヘルスケア)は、子宮頸がん検診の受診率向上を目指す「Blue Star Project(ブルースタープロジェクト)」を共同で発足しました。具体的施策の第一弾として神奈川県横浜市をモデル地区とした啓発活動を予定しています。

子宮頸がんの国内の年間罹患数は約10,900例、年間死亡者数は約2,900名と言われており、女性のがん罹患統計では5位に入ります(※1)。また罹患年齢が20代にも広がるなど若年化が進む中で、全世代の検診受診率は欧米諸国の70%〜80%に対し42%程度(※2)と低い実態があります。

ロシュは、臨床検査用の診断薬・機器のリーディングカンパニーとして、病気の早期発見、より良い治療の選択、そして治療モニタリングのために、価値ある検査の提供に努めています。子宮頸がんにおいては、HPV検査による早期発見の重要性を訴求するとともに、子宮頸がん予防のためのさまざまな啓発活動に取り組んでまいりました。
DeNAではこれまで、ゲームやスポーツ等の事業で培った独自のノウハウを活かして、人々が楽しみながら健康を維持し、社会全体の健康寿命延伸に繋がることを目指した、様々なヘルスケアサービスの提供や研究活動に取り組んでまいりました。DeNAは病気になる前のケアや対策を推進する企業として、DeNAとしては初となる特定疾患の検診受診を促す啓発活動に取り組みます。

「Blue Star Project」では特設サイトを開設し、子宮頸がん検診への理解を促進することを目的としたコンテンツを配信するほか、同サイトに横浜市子宮頸がん検診実施医療機関一覧を掲載します(※3)。これらの情報は、DeSCヘルスケアが提供するヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom」(※4)とも連動し、同アプリの利用者向けにも各種情報等を提供します。

また本プロジェクトは、DeNAが2017年にグループ企業である横浜DeNAベイスターズ・横浜スタジアムとともに、スポーツ振興および地域経済活性化等に向けて横浜市と包括連携協定「I☆YOKOHAMA協定」を締結していることから、同市をモデル地区として地元に密着した活動を推進します。さらに検診受診率向上に向けた取組、「Blue Star Project」により得られたアンケート調査結果等を横浜市に提供いたします。なお横浜市では、子宮頸がんの検診受診率を令和4年までに現在の46.1%(※2)から50%に引き上げることを目標としていま

第一弾とする今回の活動を契機に本プロジェクトを継続的に展開することで、日本国内全体の子宮頸がん検診の受診率向上を目指します。

  • (※1)国立がん研究センター「がん情報サービス」より

  • (※2)2016年 厚生労働省「国民生活基礎調査」及び「OECD Health at a Glance 2015, Nov2015」より

  • (※3)横浜市子宮頸がん検診は横浜市に在住の方が対象。
    (横浜市以外にお住まいの方は、それぞれの自治体にお問い合わせください)

  • (※4)健診結果の閲覧や個々の利用者に合わせた日々の健康情報が閲覧でき、イベントの開催やポイントの 付与など、楽しく健康になれる仕組みを備えたヘルスケアエンターテインメントアプリ。

<企業・自治体>
後援:横浜市
協力:株式会社横浜DeNAベイスターズ

子宮頸部(子宮の入り口部分)に生じるがんで、性交渉によるHPV(ヒト・パピローマウイルス)の持続感染が原因で引き起こされます。HPVの感染は非常にありふれたことで、感染しても多くの人は自分の免疫力でウイルスは自然消失します。しかしながら、一部の人は、ウイルスが消失せずに持続感染し、約5~10年の期間を経て子宮頸がんに進行してしまいます。女性特有のがんの中では乳がんに次ぐ罹患率の高さで、20代から30代の女性においては、罹患率はすべてのがんの中で第1位です(出典:国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター)。
定期的に子宮頸がん検診を受けていれば、がんになる前の状態で発見することが可能です。子宮頸がん及び検診について詳しく知りたい方は特設サイトをご覧ください。

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広報グループ(報道関係者向け)

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