人事・福利厚生制度

ここでは、社員の多様な働き方を推進するためのロシュ・ダイアグノスティックスの制度や環境の一部を紹介します。

部門や事業部関係なく、オープンに社員同士のつながりを増やすことで新しいアイデアが生まれたり、お互いの功績をたたえあうことで働くモチベーションを高めたりすることもできるでしょう。

さらに、社員一人ひとりが安心して長期的にキャリアを形成していくための福利厚生も充実しています。

ABW（=Activity Based Working）を導入。固定席を廃止し、業務（目的）に合わせて席を選択することで生産性や業務効率を高めます。開放的なオフィスには、バラエティに富んだワークスペースやコラボレーションスペースを配しました。コミュニケーションを深め、コラボレーションによる新たな発想を得られる環境です。

社員それぞれが時間の使い方を工夫し、ワークライフバランスがとり易い環境を実現することを目的として、フレックス勤務制度を導入しています。

働き方の選択肢を広げ、効率的・効果的に成果を出すことを狙いとして、在宅勤務制度を導入しました。

これには、ABWの一環として自宅で働くというもの（❶）と、育児・介護・病気療養などのライフイベントをサポートするために一定期間在宅勤務をするライフイベント型のもの（❷）の2種類があります。

年に一度、全社員が一堂に会して行われる社員総会という大イベントがあります。その年の経営方針・戦略の発表、外部講師による検査業界トピックについての講座、そして各事業部の年間優秀社員の表彰を行います。最優秀賞に選ばれた社員には、ロシュ海外拠点へのインセンティブツアーの贈呈などもあります。

ロシュグループ全体で80か国以上が参加しているロシュ社員の健康的で豊かな生き方の実現を促進する為のイベントで、毎年9月の1週間を通じて開催しています。2018年、ロシュ・ダイアグノスティックスでは「マインドフルネスセミナー」やオフィスにいながらにして新鮮野菜やスムージーを楽しめる「無料試食会」等たくさんのイベントを実施し、過去には支店や部署毎にチームを組んで運動量を競う「Healthy League」を開催する等、健康の大切さを当イベントを通じて社員の皆さんに伝えています。

ロシュ・ダイアグノスティックスでは、社員の家族や親しい友人の方々に会社のことを知ってもらうためのイベントとして、ロシュファミリーデーを開催しています。肌年齢や脳年齢、血糖値測定などが出来たり、またロシュへの理解を深めていただけるような謎解きゲームなどもりだくさんの企画を用意して楽しみながら会社を知っていただけるよう工夫しています。グループ会社であるロシュDCジャパンも合同でイベントを盛り上げました。

ロシュ・ダイアグノスティックスでは、社員の育休取得率が90%を上回っています。出産・子育てを経て会社に復帰しキャリアゴールの実現に邁進する社員を、会社は上司やチーム、制度でサポートしています。

また、2017年には男性社員が育児休暇を取得しました。このように、ロシュ・ダイアグノスティックスでは、ライフステージや家族環境に合わせた柔軟な産休・育休取得をサポートする制度が整っています。

ロシュ・ダイアグノスティックスでは、社員の休暇取得を推奨しています。その年の有給休暇取得促進日を設定し、連休に付加して長めの休暇を取得するサポートをしたり、また「My Special Day休暇」として、本人、配偶者、子の誕生日または、本人の結婚記念日の前後1週間内に1日の休暇が通常の有給休暇に加えて取得できる制度です。

ロシュ・ダイアグノスティックスでは、社員が会社の定める基準を満たすボランティア活動に参加する場合に、年間5日を上限に有給のボランティア休暇を付与する「ボランティア休暇」があります。これは、ロシュが社員の自発的かつ報酬を得ないで行う奉仕活動を通じて社会に貢献することを推奨していることを示しています。

ロシュグループでは互いの成功に対して賞賛や感謝を表すために、Applauseという社内システムを導入しました。このシステムを利用して、世界中の同僚に、感謝を表すカードや商品券などに交換できるポイントを贈ることができます。

Roche Connectとはロシュ社員が参加できる世界共通の株式プランです。ロシュの株式を社員価格で購入することができ、自らの未来に投資しながら、ロシュの財務的な成功にも貢献することができるプランです。

ロシュ・ダイアグノスティックスの退職金制度は確定給付企業年金と確定拠出起業年金を組み合わせた「企業年金制度」（3階建て）です。中途脱退者の資産移換も行っています。