メディアリリース

2020.04.22

ロシュグループ/診断薬事業部門 2020年度第一四半期業績のお知らせ

 

本資料はロシュ・ダイアグノスティックスの親会社であるF.ホフマン・ラ・ロシュ社が2020年4月22日(スイス現地時間)に発表した英文プレスリリースを一部抜粋した翻訳版です。この資料の正式言語は英語であり、表現や内容については英語の原文が優先されます。(記述される製品には日本未発売の製品も含まれています)

 

原文は下記URLよりご参照ください。

https://www.roche.com/media/releases/med-cor-2020-04-22.htm

 

*日本国内では、ダイアベティス・ケア事業(血糖測定関連事業)は、ロシュDCジャパン株式会社が担当しています。

 

 

2020年4月22日バーゼル発


ロシュグループ/診断薬事業部門 2020年度第一四半期業績のお知らせ


  • ロシュグループ売上は、バイオシミラーとの競合による影響を補う以上に新製品が躍進、現地通貨ベースで7%ならびにスイスフラン換算で2%
  • 診断薬事業部門の売上は、主に遺伝子検査製品が牽引し、5%の成長
  • 診断薬事業部門の主な承認製品:
    アメリカで、CINtec Plus Cytology とコバス 6800/8800用のコバス HPVテスト(日本国内製品名:コバス 6800/8800 システム HPV)が子宮頸がんスクリーニング検査薬として承認

*特に指定のない限り、この記事で記載しているすべての成長率は、現地通貨ベースです(CER:2019年の平均値)

 

COVID-19パンデミックの影響

  • ロシュグループ売上は、バイオシミラーとの競合による影響を補う以上に新製品が躍進、現地通貨ベースで7%ならびにスイスフラン換算で2%*増
  • 診断薬事業部門の売上は、主に遺伝子検査製品が牽引し、5%の成長
  • 診断薬事業部門の主な承認製品:

診断検査事業部門の2019年度の売上高は、3%増の129億スイスフランとなりました。免疫検査事業の成長に牽引されたセントラライズド/ポイント・オブ・ケアソリューション1領域(+ 3%)地域別では、アジア・パシフィックが+ 6%、ラテンアメリカが+ 12%、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)が+ 2%の成長となりました。北米はバッテリーと同レベルの売上高でした。

 

2019年第4四半期の主な新製品

 

革新的なタブレット用アプリケーションcobas mobile solutionの発売を11月に発表しました。この製品を使用することで、検査室スタッフは常時、検査の状況を把握することができます。検査室のどこからでも検査装置にアクセスできるため、意思決定の迅速化と、検査装置から離れることができる時間を増やすことにより、効率性と利便性が向上します。

 

12月には、Accu-Chek SugarViewアプリがCEマークを取得し、ヨーロッパおよびその他のCEマーク準拠の国々でこの革新的な糖尿病管理ソリューションが発売できるようになりました。このアプリは体外診断(IVD )ソフトウエアとして承認を受けて、Google Playストアを通して、まずは特定の機種のスマートフォン向けに提供を始め、より多くのインスリン治療を行っていない2型糖尿病患者や糖尿病予備軍の人たちに治療に関する情報を届けることができるようになりました。

 

診断薬事業部門

-2019年1月から9月までの主な発売製品

Ventana PD-L1(SP142)アッセイ トリプルネガティブ乳がん 米国、CEマーク準拠各国
Navify Tumor Board 2.0 診断サポートシステム 米国、カナダ
Ventana HER2デュアルISH DNAプローブカクテルアッセイ 乳がんおよび、胃がん ヨーロッパ、中東およびアフリカ、ラテンアメリカおよびアジア・パシフィックFDAへ申請予定
コバスMTB-RIF / INH 薬剤耐性結核 CEマーク準拠各国
生化学・免疫分析装置コバスpro 生化学および、免疫分析ソリューション 米国-FDA認可
コバスバベシア全血検査 バベシアの全血検査 米国-FDA承認

 

診断薬事業部門

ロシュグループ/診断薬事業部門 2020年度第一四半期業績

 

セントラライズド/ポイント・オブ・ケア ソリューションは3%の売上増となりました。免疫検査事業が6%の成長を遂げたため、本事業領域が診断薬事業部門全体の売上増に最も寄与しました。血液凝固検査ビジネスが北米で減少しましたが、全体としては中国、米国、韓国を中心として装置の販売が好調でした。

 

モレキュラー・ダイアグノスティックス2の売上は基幹ビジネスの成長が6%で、全体でも6%増でした。血液スクリーニングとともに、シークエンスビジネスが成長を牽引しました。地域別では、主に中国が成長したアジア・パシフィックが16%増、EMEAが6%増と牽引しました。

 

ダイアべティス・ケア3は15%増の北米に牽引され、1%の成長となりました。成長は主にアキュチェックガイド製品の売上増によるものです。ドイツ、英国、イタリア市場では価格競争の影響を受けました。

 

ティッシュー・ダイアグノスティックス4の売上は前年と同程度でした。アドバンスド・ステイニング製品は、機器の出荷遅れが診断薬の販売にも響きました。地域別では、北米での売上が6%減少した一方、中国が好調なアジア・パシフィックは14%の成長を遂げました。

 

【事業領域説明】
*1:セントラライズド/ポイント・オブ・ケア ソリューション:免疫・生化学検査、血液凝固検査、
ポイント・オブ・ケア・テスティング(POCT) (以前の プロフェッショナル・ダイアグノスティックス)
*2:モレキュラー・ダイアグノスティックス:遺伝子検査用試薬・機器
*3:ダイアべティス・ケア: 血糖測定関連事業
*4:ティッシュー・ダイアグノスティックス: 病理学的検査用試薬・機器