メディアリリース

2018.10.19

生活習慣病と炎症性疾患のプライマリーケアに貢献 POC生化学分析装置「コバス b 101」専用の「CRP測定試薬ディスク」発売のお知らせ

 

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長兼兼CEO:小笠原信)は、POC生化学分析装置「コバスb 101」について、これまでのHbA1c、脂質測定用専用試薬に加えて、「CRP測定試薬ディスク」を2018年10月23日に発売することをお知らせします。

2013年の発売以来、「コバスb 101」はHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)と血中脂質(総コレステロール、HDL-コレステロール、トリグリセライド)を一台で迅速に測定できるPOC分析装置として生活習慣病の早期発見・管理に貢献しています。今回、炎症や感染症の指標となるCRP(C反応性たんぱく)が測定試薬のラインナップに加わります。

血中のCRP濃度は急性炎症時に急激に増加・減少するため、感染、炎症および組織の損傷などの診断や管理において有用なバイオマーカーです。「コバスb 101」ではディスク型のケースに試薬を収納した独自の「試薬ディスク」を使用しています。この試薬ディスクが装置内で回転し、遠心力で血液を血漿に分離して測定するため、検査室の大型分析装置との相関性が高いデータを提供することが可能です。患者さんの指先などから得た12μリットルの血液を直接ディスクの吸引ポイントに滴下すると、検査結果を4分で表示します。従来の測定項目であるHbA1cと脂質に今回CRPが加わることで、病院検査室はもとより、診療所、特に在宅医療を推進している医療施設での活用が期待されます。

また、「コバスb 101」の機能面では、従来からの最適な測定環境を維持する精度管理機能に加えて、患者さんごとの検査履歴と情報管理を可能にするメモリ機能がさらに進化しました。患者さんごとの検査結果をUSBメモリーへCSV形式で出力できる機能を標準装備しています。また、装置の画面にQRコードを表示し、スマートフォンなどで直接QRコードを読み取り、電子お薬手帳などのアプリケーションなどで管理することも可能となりました。

ロシュ・ダイアグノスティックスは、CRP試薬の新たな投入により、患者さんの身近な場所で急性疾患から慢性疾患まであらゆるシーンでの支援に貢献していきます。

* POCはPoint of Careの略で、主にクリニックやベッドサイドなど、患者さんの傍で即時検査を行う臨床検査

 

【製品特長】

 

  • 指先からの全血使用可能。吸引ポイントに直接検体を滴下
  • 直径6㎝のコンパクトなディスクサイズ
  • 校正不要、2〜30℃で保存可能

 

【希望販売価格(税抜)】

 

コバスb 101用CRP測定試薬ディスク(10ディスク入)4,800円

 

【製品写真】

cobas_crp_disk