ロシュグループ創立125周年、日本での検査薬事業開始50周年を記念し、様々な分野の最前線で活躍するゲストの方々をお招きし、新たなインサイトをお届けする視聴無料のオンライントークイベントを開催しました。本イベントは、2つのトークテーマについて、ゲストと共にこれからの社会や医療現場の未来に向けた解決策を考えるために開催されました。沢山の皆様のご視聴、誠にありがとうございました。

 

<実施時期>

トーク1 初回配信日:2021年11月27日 10:00~
トーク2 初回配信日:2021年12月11日 10:00~
アーカイブ配信期間:~2021年12月26日 21:00 (トーク1, 2ともに)

 

LifeTalks イベント- イメージ

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未曾有のパンデミックから約2年、ウイルスの完全な撲滅は極めて困難と言われる中、感染症と人類はどう共生していくのか? COVID-19に関する統計データを用い、統計家、クリエイター、ジャーナリストの皆さんと共にあらゆる角度からディスカッション。感染症と共生するためには、どうしていくべきなのかを、開発力を発揮しコロナ禍において各種検査をリードしてきた企業の視点を交えて考えていきました。

 

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日本では、毎年約40万人ががんで亡くなると言われています。一人ひとりにあった薬で治療を行う最先端のがん個別化医療の話題を取り上げました。より広く「がん個別化医療」を普及させ確立させるため、AIテクノロジーの企業経営者、専門医のおふたりと共にディスカッションしながら、一人でも多くの患者さんを救うため、また患者さんを支える医療従事者の皆様をサポートするため、何ができるのかを考えていきました。

 

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LifeTalks Japanトークイベント
LifeTalks Japanトークイベント 出演者
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内閣府のデータサイト「V-RESAS(ブイ・リーサス)」で、コロナ禍前後の生活様式の変化を読み解きました。例えば、外食、宿泊、イベント業界は2019年と比較して未だにマイナスで、都道府県をまたぐ移動もかなり少ないことが分かります。ただコンテンツ配信などの家中需要は好調で、高アルコール度数のスピリッツの消費が伸びるなど、興味深い結果も出ています。ワクチン接種が進んだ後も感染拡大のリスクが残る新しい時代では、データの活用が重要になってくるでしょう。

LifeTalks Japanトークイベント 出演者
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コロナ禍前後の若者への意識調査を紐解くと、家にいる時間が増えたことで、情報量の多さに疲弊感が漂いはじめました。周りに流されるよりも、自分の興味や指標に基づいた「閉じるコミュニケーション」が好まれるようになった印象があります。また、これまでの日常が崩れたことで、社会課題への意識も高くなりました。流行りやトレンドに流されず、「社会に対して自分は何ができるのか」と、自分の将来や社会との繋がり方を強く意識する傾向にあると感じます。

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感染症と共生するポストパンデミックの世界では検査が経済や社会を回す武器となります。ロシュの取り組みの実例を紹介しました。空港では旅前に抗原検査やPCR検査が行われ、旅中で検査を行う体制を構築する自治体もあります。海外では抗体検査が隔離期間短縮のために活用されています。それら検査結果を表示するツールとして、ロシュは「NAVIFY® Pass」アプリを開発。検査が人々の行動を開放する未来の実現に向けてロシュは社会への貢献を続けていきます。

LifeTalks Japanトークイベント 出演者
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日本では1970年代からマイナンバーのような国民識別番号の導入を何度も試み、失敗してきました。2000年代の住基ネットでは、インターネットによる監視社会や情報漏洩の漠然とした不安が障害となったのです。しかしコロナ禍では、国が個人情報を扱えず、ワクチン接種が進まない事態となり、必要性の機運が高まりました。また、AIに代表されるITによる、リモートワークなどの分散化社会が定着。併せてデータによる高度な監視社会への岐路に向かっていると考えます。

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AIを用いた社会課題解決をミッションに掲げている当社の国内最大級のAIプラットフォームは、ヘルスケア分野でも活用されています。例えば、ヘッドセットをつけた介護者が話すだけで、介護記録ソフトに記録できるアプリは1日40分の生産性向上を実現しました。AIを活用すれば、現場の業務改善だけでなく、ユーザー1単位増加によって社会課題解決指標がどれだけ改善できるのかを、定量的に評価できるようになります。様々な分野でデータを取得し分析できるAIはがん領域での活用も期待されています。既に診断領域ではAIによる画像解析が進んでおり、今後はがん治療の効果予測、患者や医療従事者を支援するデジタルプロダクトも市場に導入されてきています。

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"がん"罹患率ならびに"がん"による死亡率の高い日本では、従来の外科手術、放射線療法、化学療法に加えて、分子標的治療や遺伝子変更情報にもとづいた"がん"ゲノム医療が実施されています。ロシュでは、コンパニオン診断薬、AI病理画像解析アルゴリズムや、乳がん死亡率の低下に大きく貢献したHER2分子標的薬を開発してきました。そして、この度「がん個別化医療」の現場の声に応えるために、がん治療方針を決定する専門家会議のワークフローを統合的に支援するデジタルツール、「NAVIFY® Tumor Board」を開発しました。今後、さらに高度化、複雑化するがん病理診断の支援ならびに全ゲノム解析を支援するデジタルツールを導入して、がん個別化医療に貢献していきます。

LifeTalks Japanトークイベント 出演者
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世界的に「医者の医者」といわれる病理医ですが、日本での病理医の人数は人口当たりで少ないのが現実です。400床以上の大病院でも30%以上で病理医がいません。東大病院病理診断室では、こういった病院をデジタルパソロジーで支援しています。例えば、ロシュが開発したバーチャルスライドスキャナーでは、デジタル病理画像を遠隔で診断することができ、難しい症例の場合もその分野のエキスパート病理医に相談できます。また日本病理学会ではAI病理診断支援ツールを開発していますが、確定診断が求められる病理診断では、AIの活用にまだ課題があります。病理医不足の日本では今後、デジタル病理とAIによる支援と技術革新が必要とされていると考えます。

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1994年フジテレビにアナウンサーとして入社。「FNNスーパーニュース」「ザ・ノンフィクション」などを担当。2018年フジテレビを退社し、フリーに転身。CX「もしもツアーズ」ナレーション。NowVoiceにて音声サービスを配信中。