ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

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ロシュ・ダイアグノスティックスのプレスリリース

2014年10月9日

CKD(慢性腎臓病)のマーカーとして有用なシスタチンCを国際標準で測定
「リキテック シスタチンCII」発売のお知らせ

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、腎機能の状態を表す糸球体濾過量(GFR)の指標となるシスタチンCを測定する試薬「リキテック シスタチンCII」を10月8日に発売しました。

CKD(慢性腎臓病)の患者数は、約1,330万人*と推定され、そのうち維持透析患者数は約30万人**にのぼり、医療経済上も大きな問題となっています。CKDは糖尿病、高血圧などの生活習慣病が背景となって発症することが多く、今後も増加する傾向にある一方、心血管疾患の危険因子にも挙げられています。

腎機能の評価には糸球体濾過量(GFR)が用いられており、その数値によりCKDの重症度が判定されます。血清タンパク質であるシスタチンCは、全身の有核細胞から常に一定の割合で産生されているため、食事や筋肉量、性差、年齢差の影響を受けにくく、GFRのマーカーとして有用です。腎機能の指標として一般的に用いられる血清クレアチニン値は、筋肉量の影響を受ける上、GFRが30~40ml/分/1.73m2程度に低下するまでは、上昇しないため、シスタチンCを用いることで、早期腎機能障害の診断に有用です。

「リキテック シスタチンCII」は、当社の生化学自動分析装置を用いて測定し、自動分析装置上で開封後8週間、安定性を保つことが可能です。当社では、既にシスタチンC試薬を販売しておりましたが、今回、IFCC(国際臨床化学連合)が設定した標準物質であるERM-DA471/IFCCに対応した製品を開発し、あらためて発売します。IFCC標準物質を使用することで、メーカーごとの検査基準値のばらつきがなくなり、医療従事者や患者さんの利便性が向上することが期待されます。

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社は、今後もより臨床現場に有用な製品を提供することで、検査の価値の向上に貢献してまいります。

*平成23年度厚生労働省CKDの早期発見・予防・治療標準化・進展阻止に関する研究班
**日本透析医学会編 図説 わが国の慢性透析療法の現況 2010年12月31日現在

    【製品特長】
  • IFCCが設定した標準物質(ERM-DA471/IFCC)をベースとした製品
  • 開封後8週間、自動分析装置上での使用が可能
  • 管理試料が3濃度(正常値、境界値、異常値)となったことでより細かい精度管理が可能

【製品仕様】

対応機種
コバス 6000、コバス8000、モジュラーアナリティクス
測定方法
ラテックス凝集比濁法
検体量
2μL
測定時間
10分
試薬安定性
8週間(オンボード)
測定試料
血清、血漿(ヘパリン、EDTA)
測定範囲
0.4-6.8 mg/L 

【保険点数】

126点 区分:生化学的検査(I)D007

【包装単位と価格(税抜)】

対象機器:コバス 6000

コバス システム
リキテック シスタチン CII
R1:34.7 mL R2:7.7 mL
(参考測定回数:225回)
125,000 円

対象機器:コバス 8000

コバス システム-L
リキテック シスタチン CII
R1:34.7 mL R2:7.7 mL
(参考測定回数:225回)
125,000 円

対象機器:モジュラーアナリティクス

リキテック シスタチンCII
MOD-P
R1:2x21 mL R2:2x5 mL
(参考測定回数:220 回)
122,000 円

【製品写真】

<製品写真は、下記URL「製品画像ダウンロード」より入手可能です。>
http://www.roche-diagnostics.jp/news/photo/index.html

リキテック シスタチンCII
リキテック シスタチンCII

本件のお問い合わせ先

広報グループ

電話03-5443-7040

FAX03-5443-7113

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