ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

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ロシュ・ダイアグノスティックスのプレスリリース

2013年3月6日

ヒト完全型副甲状腺ホルモンの測定方法に関する
米国スキャンティボディーズ・ラボラトリー社の特許に対する無効審決のお知らせ

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、米国スキャンティボディーズ・ラボラトリー社の日本特許(特許番号第4132677号:日本国内においてはDSファーマ バイオメディカル株式会社に専用実施権を許諾、以下「本件特許」)について、特許庁が本年1月17日付で、本件特許が完全に無効であるとの審決を下しましたので、お知らせいたします。

本件特許は、ヒト完全型副甲状腺ホルモン(以下「PTH1-84」)の測定方法に関するものであり、当社の親会社であるF. ホフマン・ラ・ロシュ社(以下「ロシュ社」)が、2012年1月に本件特許に対して無効審判請求を提起していたものです。このたび、特許庁はロシュ社の請求を受け入れ、本件特許が登録要件の本質的な部分を満たしていないとして無効との審決を下しました。

ロシュ社は、PTH1-84の測定に関して、ロシュ社の免疫自動分析装置「コバス」シリーズなどで使用する専用測定試薬であるエクルーシス試薬whole-PTHをすでに欧州、中南米および、アジア太平洋地域において販売しています。しかしながら、日本国内では、本件特許の存在のため現在のところPTH1-84の自動測定は実施されていません。

本試薬は、PTH1-84を高精度に自動測定できるため、医療従事者に、より正確な検査結果を提供することができ、慢性腎臓病の患者さんの副甲状腺の機能改善に大きく寄与するものです。 

当社は、今回の特許庁の審決によって、PTH1-84の自動測定を実現するエクルーシス試薬whole-PTHが日本国内でも役立てられ、医療従事者や患者さんのニーズにお応えできることを期待しております。

 
 
【用語解説】

副甲状腺ホルモン(parathyroid hormone;PTH)とは
副甲状腺の主細胞で合成・分泌される84個のアミノ酸からなるペプチドホルモンで、骨、腎、腸管に働いて、カルシウムやリン酸の代謝に関与し、血中のカルシウム濃度の調節を行っている。whole-PTHは、84個のアミノ酸からなる全長の副甲状腺ホルモンを特異的に捉える測定方法として、副甲状腺機能亢進症の病態把握に有用であると臨床的に評価されている。

本件のお問い合わせ先

広報グループ

電話03-5443-7040

FAX03-5443-7113

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